2009/8/14 女子中高生夏の学校 参加報告

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緑豊かな武蔵嵐山、国立女性教育会館(NWEC)にて行われた女子中高生夏学に、中村委員長、小田村委員、私の三人で参加しました。ポスターセッションで14日のみの参加でしたが、その様子の一端をご報告します。
 北は札幌、南は沖縄まで全国の女子中高生約100数名、保護者及び教員が30数名、企画実行委員59名、当日実験・実習ポスタースタッフ77名、学生協力者(TA)44名、NWEC職員13名という陣容。女子中高生はリピーターも多く、しかし広く募りたいということで、できるだけ参加したことのない学校の生徒も選抜したため、お断りするほどであったとのお話です。
 私たちの役割は、多くの理系学会のポスターセッションの中、企業や大学の技術系の会員の多いJWEFを、保護者・教員・スタッフの皆さんにご紹介するとともに、女子中高生には企業の研究所の一例(お粗末ながら㈱桃屋の研究所の例)を挙げ、どんな学部を専攻すれば比較的その道に進みやすいかなどをお伝えすることです。また、今年表彰式を行った第一回都河賞のご紹介も行いました。
 1日参加している間には、JWEF会員の方々にもご挨拶できましたし、各地で頑張っていらっしゃる教員やTAの皆さんに入会案内をしたり、中高生にも近い将来のためと言いながら、会報の最新号をお渡ししました。置いていた書籍類にも興味を示していただきました。
 特に都河賞に注目される方が多く、「猿橋賞くらいしか知らなかった」「ずっと続けて下さいね」などのご意見をいただきました。40才以下と見られる方には受賞者の説明をし、是非自薦他薦で応募して下さいとお願いしました。
 私たちも周りのブースが気になり、土木学会の方に液状化現象のことを聞いたり、物理学会の方に光のことを女子中高生と同じように感心しながら学ばせていただきました。
 夏学ご担当の方から、来年はもう少し企業の技術者の方の情報もあるといいとのお話をいただきました。理系に進んだ後、進路の中に大学だけでなく企業の中での活躍実例があればより将来像を描く参考になりますよね。 そんなところに私たちJWEFが貢献できるのではないかと実感しました。以上簡単ですが、夏学参加報告でした。(吉田委員)

会場正面玄関

東京都再開発事務所の松本香澄さん(JWEF会員)と

INWESの岩熊眞起さんと

都河賞に関心を寄せるお客様と都河先生

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