厚生労働省によると、2020年度に育児休業を取得した男性は12.65%で初めて1割を超え、過去最高を記録していますが、他の欧米諸国に比べると依然低い水準です。
一方、男性の育休取得に関する法律改正など、男性の育休取得の推進が図られています。
今年の定例会は、「家族の幸せの経済学」の著者で、家族の経済学、労働経済学がご専門の東京大学の山口慎太郎先生から、統計・調査等のデータから分析される「男性の育休取得」の社会的な意義、企業経営的な意義などをお話頂きます。
先生のお話をヒントに、ご自身の企業や組織での、組織運営やメンバーシップについて考える機会となればと思います。
ぜひ、ご参加ください。
なお、本定例会はJWEF会員以外の方もご参加いただけます。また、交流の時間もありますので、どうぞお気軽にご参加ください。
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【日時】 2022年6月12日(日) 14:00 ~ 16:00
【開催方法】 Zoomによるオンライン開催
【プログラム】
13:50 定例会 ルーム入室開始
14:00 定例会開会
14:00-15:15 基調講演 & 質疑応答
「家族の幸せ」の経済学~男性の育休、その意義について改めて」
山口 慎太郎氏 東京大学経済学研究科教授
15:15-16:00 グループでの交流 ~ 感想共有など
16:00 閉会
【参加費】 定例会: JWEF会員 無料 、 非会員 1000円(税込)
【申込方法】
●JWEF会員の方は会員システムからお申込みください。
»会員サイトはこちら https://www.timetable.jpn.com/jwef/
●非会員の方、法人会員副会員の方はpeatixサイトのフォームよりお申込みください。
【主催】 日本女性技術者フォーラム https://www.jwef.jp/
【基調講演者プロフィール】
山口 慎太郎 氏 (東京大学経済学研究科教授)
東京大学経済学研究科教授。内閣府・男女共同参画会議議員、朝日新聞論壇委員、日本経済新聞コラムニストなども務める。
1999年慶應義塾大学商学部卒業。2001年同大学大学院商学研究科修士課程修了。2006年アメリカ・ウィスコンシン大学経済学博士号(Ph.D.)取得。カナダ・マクマスター大学助教授、准教授、東京大学准教授を経て2019年より現職。
専門は労働市場を分析する「労働経済学」と結婚・出産・子育てなどを経済学的手法で研究する「家族の経済学」。
『「家族の幸せ」の経済学』(光文社新書)で第41回サントリー学芸賞を受賞し、ダイヤモンド社 ベスト経済書に選出。『子育て支援の経済学』(日本評論社)は第64回 日経・経済図書文化賞受賞。