高専GCON 2024カンファレンス参加報告 (2024/9/14 於:テレコムセンター)
理事 渡邊 美幸/監事 原 憲子
「高専GCON」というイベントをご存じですか?
高等専門学校の女子学生を中心としたチームが、SDGsの視点で日頃の学習や研究の成果を基に社会課題解決の技術開発を提案し、最優秀賞1チーム、優秀賞2チームを選ぶコンテストです。
GIRLS SDGs×Technology Contestということから略してGCON。今年で3回目となります。
「高専GCON」の目的の一つは、このイベントを通じて日本の女性技術者・研究者を増やすことにあります。これはJWEFの方針と一致することから、2022年の第一回目よりJWEFは「高専GCON」の後援を行っています。
「高専GCON2024」の最終審査は12月ですが、その前段階のイベントとして、9月14日「高専GCON 2024カンファレンス」が開催されました。
カンファレンスは、現時点の進捗内容を各高専チームがポスター形式で発表して、意見交換するもので、JWEFから理事の渡邊と監事の原が参加してきました。
今回参加したのは26チーム。地域密着型テーマ、先端技術を活用したテーマ、女性技術者が活躍できる社会の実現を目指したテーマなど、多様なテーマが発表されました。各チームの内容の面白さ、レベルの高さに驚きましたが、資料のデザイン性とプレゼン力の高さもすばらしく、これから最終審査までの3か月間の進化が大変楽しみです。
最後に、12月15日の本線の審査員に2023年度JWEF奨励賞を受賞された有吉恵子さん(キオクシア株式会社:JWEF法人会員)が就任されたことをご紹介します。高専GCON実行委員会から依頼を受けたJWEFが仲立ちをして実現したもので、奨励賞を受賞された方が、社会的に意義のあるイベントの重要な役割を担われることになり、私共としても大変喜んでいます。