日本女性技術者フォーラム(JWEF)は、女性技術者相互の交流と情報交換によりその能力を発揮できる場を創成し、女性技術者の社会的貢献を高める目的で1992年に創設されました。
当フォーラムでは、各企業や教育・研究機関などで、ともすれば孤立しがちな女性技術者相互の交流をはかり、業種業界を横断した研修の場を企画することで、自己啓発や人材活性化の機会を設けています。
また、各種調査・研究などを行い、その結果を基に社会的影響力のある提言も行ってきました。ぜひ多くの方々にご参加ご入会いただき、活動を発展させ役立てていきたいと考えております。
分野を超えた女性技術者相互の交流、技術者を目指す女子学生との交流
国内や海外の組織との交流、定例会や部会、ネットでの会員間親睦
業種業界を超えた横断した情報交換、女性技術者対象の調査研究
女子学生(中高大学生)へのキャリア情報提供やロールモデルの提示
男女参画社会を実現するための提言や発信
講演会や研修会でキャリアやリーダーシップの習得
見学会やワークショップで知識や技術の拡大
JWEFは、1999年7月に第11回 国際女性技術者・科学者会議(ICWES-11 : 11th International Conference of Women Engineers and Scientists)のシンポジウムを千葉県幕張で開催したINWES Japan* (International Network of Women Engineers and Scientists, Japan)のメンバーです。
4年ごとに各国持ち回りで開催されるICWESを日本で開くに当たり、日本女性科学者の会が中心となって数年前から開催準備をしていましたが、当時日本には女性技術者の会がありませんでした。女性技術者の正確な状況も把握できていませんでした。そこで、これを契機に、これからの日本には女性技術者の相互支援の場が必要との声が上がり、JWEFの設立準備会ができました。数野美つ子氏を中心に、田中咸子氏、國井秀子氏、上條茉莉子氏などが発起人となり、理数系の大学卒業者に呼びかけをおこないました。約150名の女性技術者が個人参加で集まり、1992年に日本女性技術者フォーラムJWEFが誕生しました。初代運営委員長には数野美つ子氏が就任しました。
*:現在はJNWES(Japan Network of Women Engineers and Scientists)に改称
こちらから定款をダウンロードいただけます。