日本女性技術者フォーラム (JWEF) 理事長からのご挨拶
日本女性技術者フォーラム (JWEF) の初代理事長に就任いたしました行木陽子でございます。
微力ながらJWEFの発展と女性技術者・研究者のさらなる活躍に貢献できればと考えております。
JWEFは1992年の設立以来、女性技術者が企業や業界の枠を超えてつながり、互いに助け合いながら成長できる場を提供してまいりました。当時、技術者として活躍する女性はまだ少数派であり、同じ志を持つ仲間と出会い意見を交換し支え合うことは容易ではありませんでした。そのような状況の中、「ともに学び、ともに成長し、活躍する場を創りたい」という想いからJWEFは誕生しました。
技術の進展が加速し、多様性が求められる現代において、女性技術者の活躍はますます重要となっています。JWEFは、ネットワーク構築やスキル向上の場を提供するだけでなく、ロールモデルの紹介や次世代の育成を通じて、持続可能で多様性に富んだ社会の実現を目指しています。
これからもJWEFは、女性技術者・研究者がその可能性を最大限に発揮し、リーダーシップを発揮できる環境づくりを推進してまいります。
皆さまの温かいご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。
日本女性技術者フォーラム 理事長 行木陽子
実は今回、JWEFの活動趣旨をChatGPTにインプットしてお勧めの講演タイトルを尋ねてみたところ「女性技術者のための未来を共に築こう!」という素敵なタイトルが候補に挙がってきたので、今回はこのタイトルでお話させていただきます (笑)。以下の3点を中心にお話させていただこうと思っています。
① 自己紹介
どんな人がJWEFの理事長を務めるのかをご理解いただくために、私自身の事を外資系IT企業での経験や大学に移ってからの所感を含めて(たくさんの失敗とチャレンジをしてきました)少し長めにお話させていただきます。私の経験を共有することで少しでも皆さんのお役に立てればと考えています。
② 進路・職業選択とアンコンシャスバイアス
日本における女子の理工系進学や女性技術者・研究者の現状についてデータを示しながら共有し、課題点を紐解いていきます。アンコンシャスバイアスやアファーマティブアクションについても触れていきたいと思います。
③ 多様性とイノベーション
女性の活躍の場が広がり、多様性豊かな組織やチーム運営が実現できれば、異なる視点やアプローチが生まれ、問題に対する創造的な解決策が生まれやすくなります。どうすればそのような環境が実現できるのか、今までの経験や事例を含めて考えていきます。
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会員より選出された理事・運営委員が中心となってJWEFの活動を運営しています。
また、歴代委員長や有識者がアドバイザリーボードとして助言、サポートをしています。
外部アドバイザー経済産業省経済産業政策局
経済社会政策室長 相馬知子氏
※アドバイザリーボードの任期は2年。再任は妨げない。